ママブロガーの青空はるひです。
ゲームボーイアドバンス用ソフト『マジカルバケーション』のプレイ日記、その6です!
今回はベナコンチャ遺跡~トルーナ村の様子(後半)をまとめていきますよ~。
村長から許可を得て、ベナコンチャ遺跡へ行けるようになった主人公たち。
ベナコンチャ遺跡を抜ければ、次の「ワクティ村」へクラスメイトを探しに行けます。
ベナコンチャ遺跡にはカツアゲしてくるピラニアがいて、うっとおしいです。
村長の娘・ミルフィーユの案内に従って遺跡を進んでいくと、宿屋の主人・ティラミスが現れました。

ティラミスはミルフィーユに「仲間がまた一人いなくなったことを、どう思う?」と聞きます。
それに対して「悲しいに決まっている」と返す、ミルフィーユ。
ティラミスはミルフィーユの感情を「当たり前ではない」として、ミルフィーユは他のパペット族と異なり「ハート」を持っているのだ、と言います。
そしてティラミスは、不可解な話をし出しました。
「生き物は、ハートが壊れたりなくなったりしたら星になる。
逆に、星になった生き物にもハートを入れることで再び動き出す。
だから、感情を持つミルフィーユのハートをもらい、弟を蘇らせる。」
宿屋に飾られているパペットは、ティラミスの弟「ムース」です。
ムースとの別れから200年が経過していました。
ティラミスはおそらく、ミルフィーユのように感情豊かなパペットなのですね。
弟との別れを受け入れられず、病んでしまったと考えられます。
ハートなんてものはもちろん……ありません。
ミルフィーユのハートを奪おうとするティラミス。
もちろん、主人公たちが止めに入ります。
ティラミスは、ワープで逃げてしまいました。
トルーナ村へ戻ろうと提案するクラスメイトたちですが、ミルフィーユは「これは自分たちの問題だ、よそから来た人たちに決めてほしくない」と言って先に進みます。
案内の先には怪鳥がいました。
怪鳥を倒さないとワクティ村には行けないようです。
さりげなく、怪鳥の討伐をさせられてしまった……
怪鳥を倒すと、ティラミスが再び姿を現しました。
2人で話そうと提案するミルフィーユ。そして、「自分のハートをあげる」と言います。
反対するクラスメイトたち。
しかしミルフィーユは「争いはもう嫌だ」と訴えます。
ティラミスは「宿屋で待つ」と言い、去っていきました。
ミルフィーユも後を追います。
このタイミングで、ガナッシュがパーティから離脱します。
調べたところ、どうやらガナッシュはもう二度とパーティ入りはせず、持たせた持ち物も失われるのだとか……
……
確か、なんかいっぱい装備させたと思うんだけど(涙)
クラスメイトたちによって、ミルフィーユを追って引き返すか、ワクティ村へ歩みを進めるかの判断を委ねられた主人公。
私は引き返そうとしたのですが、遺跡をちょっと戻ってもミルフィーユの姿が見えず何も起きなかったため、ワープで先に進んでしまいました。
おそらく、せっかちにならずもっと追い続けていれば、真相をこの目で確かめられたのでしょう……。
ここからは「ワクティ村へ進む」ルートのお話です。
※ワクティ村に進む場合
ワープで先に進むと、文鳥ヶ原に到着します。
何やら、奥の方で何者かが揉めているようです。
声の方へ向かうと、臨海学校のときにお世話になった魔バスと、運転手の「バルサミコ」がいました。
揉めていた相手はワクティ村の「親衛隊」。
親衛隊はエニグマを討伐しようとしており、魔バスとバルサミコはエニグマと間違えられてしまったのでした。
親衛隊は「よそ者は立ち去れ」と言って、自分たちが去っていきました。
バルサミコによると、何人かのクラスメイトを見かけたそうです。
こうして主人公たちは、改めてワクティ村を目指すのでした。
このタイミングでワープを使い、トルーナ村へ戻ってみました。
宿屋にはムースの横にティラミスも増え、兄弟で静かに並んでいました……。
そして宿の主人はミルフィーユになっており、何事もなかったように事務的に対応していたのです……。
いったい、何が起きたのでしょうか?
ここで、ちゃんとイベントが発生するまで戻った場合のストーリーも、調べました。
※ミルフィーユを追って引き返した場合
【ベナコンチャ遺跡の入り口】
※ティラミスとガナッシュの会話が聞けます。
「なぜ、ミルフィーユは自分のところへ来るのか」と、動揺するティラミス。
そこにガナッシュが現れ、戦闘に。
「ちょっと待ってくれ」と言うティラミスに、ガナッシュの闇魔法が炸裂し……。
【トルーナ村】
ティラミスはひとりごとを言って、宿へ向かいます。
ひどい傷を見て心配する、ミルフィーユとクラスメイトたち。
ティラミスは「遺跡から落ちた」と主張するものの、その傷は自分で搔きむしって広げたようでした。
「自分のハートを弟に……弟をミルフィーユに会わせたい」と言うティラミス。
ここで、ティラミスの回想が始まります。
ムースが崖から転落してしまい、周囲に助けを求めるティラミス。
しかし、村人は「自分たちはどうせ滅びゆく運命」と言って、助けてくれませんでした。
ムースは「自分のせいだ、争わないでほしい」と言い残します。
回想から戻り「ミルフィーユに会えて嬉しい」と言って、静かに目を閉じたティラミス。
宿の外に出ると、ガナッシュがいました。
「ティラミスは2~3日もあれば回復するだろう、その間にハートが存在しないことも分かる」と言うガナッシュ。
クラスメイトたちは、ガナッシュに「知らないのか」と尋ねます。
ガナッシュはティラミスを少しだけ懲らしめようと、手加減して攻撃していました。
しかし、傷を負ったティラミスはパニックになり、自分のハートを取り出そうとしたのです。
ガナッシュのせいとも、そうでもないとも言い切れない。
とはいえ、そんな彼を放っておくわけにはいかないと、クラスメイト探しの旅を続ける決意を固める主人公たちでした。
最初の村にしては激重すぎるイベントでした。
ティラミスは病んでいたとしても、簡単には許されません。
ガナッシュの気持ちもよく分かります。
しかしまさか、こんなことになるとは予想もしていなかったでしょう。
ミルフィーユ争いを止めようとしても、きっと止まらなかったでしょうし……
(ミルフィーユにもハートがないわけで、それなら次のハートを探してまた被害が拡大するだけ)
誰も救われないバッドエンドです……。
どうかせめて、ティラミス・ムース兄弟が共に、安らかに過ごせていますように。